キネクトアプリを開発しました
はじめまして。先日記事を書いた小坂君と同様、インターンシップで豊橋オフィスにお世話になっている三浦といいます。今回は私たちインターンシップ生が取り組んだキネクトを使ったアプリケーションの開発についての記事を書きたいと思います。
キネクトとはマイクロソフト社から発売されたXbox360向けのゲームデバイスのことです。キネクトが内蔵しているセンサーによってプレイヤーはコントローラを用いずに自分自身の動きや声でゲームを操作することができます。このキネクトはPCに接続して制御することができ、これまで多くの人々がキネクトを使ったアプリケーションを開発してきました。最近では本家のマイクロソフト社から「Kinect for Windows」の発売及びWindows向けソフトウェア開発キット「Kinect for Windows SDK」正式版が公開されたこともあり、その動きはますます盛んになっていくだろうと思われます。
今回私たちが開発したアプリケーションは「濃霧発生装置」です。キネクトから出力された映像には白い霧がかかっており、遠くに映っているものほど濃く、近くに映っているものほど薄くかかります。その他にも以下に示すような機能も持っています。
大きな音を立てると一時的に霧が晴れる。
物体が移動したときにはその残像が一時的に残る。
霧の濃度は常に変化している。
また、完成後に社員の方々へ向けての発表を行いました。発表ではアプリケーションの説明、実装方法等を説明し、その後実際に体験していただきました。
今回の開発では主にキネクトが取得する深度(距離)、音声の情報を利用しました。キネクトは他にも人間の骨格情報を取得することもでき、実際のゲームではこの骨格情報をメインに利用したものが多いです。私自身、今回の開発でキネクトに関心を持つようになったので、キネクトを手に入れる機会がありましたら是非人の動きをメインにしたアプリケーションの開発をしたいと思っています。