新卒研修

先日、新卒研修の一環として4人の先輩から仕事をするにあたってのアドバイスを頂きました。今回は上記のお話を含め、当社豊橋オフィスの研修について簡単にご紹介したいと思います。

研修の内容は、大きく分けて以下のふたつに分類されるかと思います。

・プログラム開発研修

・ビジネス研修

プログラム開発研修では、課題プログラムの作成を通して、プログラム開発の基礎を学んでいきます。プログラム開発研修の方は、与えられた課題をできる限り自分で開発を行い、分からない点を先輩に教えて頂きながら進めていきます。これがだいたい、2か月ほどの期間をとって行われます。

ビジネス研修では、仕事をするにあたって守るべきルールを学んでいきます。ビジネス研修の方は、外部のビジネスマナー研修に一日参加します。その他に、OJTを通して先輩方から教えて頂きながら、仕事でのルールを学んでいく形となります。

ここで、先日ありました先輩方からのお話(アドバイス)の研修の内容についてご紹介いたします。

この研修では、以下の3点の内容についてお話を頂きました。

●仕事でのルールについて

仕事の基礎となる「報告・連絡・相談」について、去年入社された先輩の経験をふまえながら、仕事ではどういった点に気をつけるべきか、また、どう改善するべきかを具体的に教えて頂きました。

内容の方は主にビジネスマナーについてですが、自分でも直さないといけない点がいくつかあり、業務改善の参考となりました。

●開発環境について

普段どのようにプログラム開発を行っているかを、開発に使用している「Eclipce」を通してご解説を頂きました。「Eclipce」とは、プログラムの統合開発環境のことです。統合開発環境ならではのコード補完等の便利な機能についてご紹介頂きました。

自分の場合、開発では「vi」を主に使っているのですが、「Eclipce」のような統合開発環境の便利さに惹かれました。

ご興味のある方は以下のリンクから公式サイトへ遷移できます。

http://www.eclipse.org/

●仕事に取り組む姿勢について

会社入社時ほとんどプログラムを触ったことがなかった状態からこれまでどのように仕事を行ってきたかについて、経験を交えてお話頂きました。内容をまとめますと、「実践を通して何とか自分で試行錯誤しながら、やっていくことが重要」ということです。

自分もプログラムをそれほど触っていない状態での入社なので不安に思っている部分ですが、お話を聞いてこの不安が少し解消されました。

この研修では、先輩方がこれまで経験、また試行錯誤を行ってきたノウハウについて教えて頂きました。このノウハウを自分の仕事に活かし、自身の業務改善につなげていきたいと考えています。

最後に研修時の写真がありますので、ご覧ください。


勉強会について

現在、豊橋オフィスでは、土曜日の昼ごろに2時間ほど希望者で集まり、勉強会を行っています。この勉強会では、各々が興味を持っている内容について取り上げ、議論をしたり、実際に体験をしたりしています。

今回はPHPのフレームワークであるZendFrameworkを取り上げて、実際に手を動かして体験してみました。

ZendFrameworkとは、PHPの開発本家であるZend Technologies社が中心となって開発されているフレームワークのことです。

数あるPHPフレームワークの中からZendFrameworkを取り上げた理由としましては、PHPの開発を行っているZend社が行っているため、今後のPHPフレームワークとしてのデファクトスタンダードとなり得るからです。

実際には下記の流れに沿って、学習していきました。

・ZendFrameworkのインストール

・QuickStartに従って、サンプルプログラムの導入

・フレームワークの中身について、学習・議論

ZendFrameworkについては、以下のページにて、ダウンロード可能です。

また、英語になってしまいますが、インストール方法の解説などもされていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

http://framework.zend.com/manual/ja/

以下、当日の様子です。

オフィス移動

2010年7月19日、豊橋オフィスはサイエンスコア内303号室から404号室へと移動しました。
広くなったオフィスで心機一転。スタッフ一同がんばります。
移動に伴う住所変更等の詳細情報はAboutUsページをご覧下さい。オフィス引っ越し風景

当日の作業風景です。

この日誌について

最近、就活中の学生とお話する機会が増えました。
彼らから開発現場に関する質問を多く受けます。もっとも、彼等は将来就業する可能性があるので、知っておきたいというのが本音でしょう。

ところが、私達の製品はソフトウェアやそれを通したサービスです。
モノを製造する工場の様に、製品が産み出される過程を一目で分かるようにお伝えするという訳にはいきません。

もちろん、ソフトウェアの開発にも、設計やコーディングと呼ばれる工程や手法は幾つも存在します。
でも、本当にそれが産み出される源は、エンジニアの頭の中にあるのですから。

エンジニアも人間です。技術もさることながら、その創造意欲は、日々の生活から得られる「体験」や「感動」に培われた記憶から紡ぎ出されているのです。

そんなエンジニア達の日常を公私関係なく(気が向いた時に)ここに掲載できればと思います。

この日誌を通して、弊社に興味を持ってくれた一人でも多くの方に、開発現場のライブ感をお伝えできれば幸いです。